相手のご両親への結婚挨拶はマナーを知って好感度アップを

相手のご両親への結婚挨拶はマナーを知って好感度アップをのイメージ

彼女と結婚を決めて、緊張のプロポーズが成功したら、その次にやってくるのは相手のご両親へのあいさつ。プロポーズ同様全身に緊張が走る瞬間ですが、このあいさつが成功するかどうかで、その後の結婚生活が変わってくるといっても過言ではありません。
もし、あいさつ時になにかマナー違反をしたり、失礼なことをしてしまった場合、結婚を許してもらえない可能性だってあります。
相手のご両親にいい印象を与えながら、結婚を祝福してもらえるようにするためにも、結婚のあいさつをするときのマナーを知っておきましょう。

 

身だしなみは清潔感を重視して

ごあいさつに向かうときには、身だしなみをしっかりと整えていくのが最低限のマナーです。髪型はきちんと整え、ひげは剃って清潔感が感じられるようにしっかりと身なりを整えましょう。服装はスーツがベストですが、きちんとしたジャケットスタイルであれば、少しカジュアルなものでも構いませんが、清潔感があり、さわやかな印象を与えられるような服装がマストです。
靴下に穴があいていないか、シャツにアイロンがかかっているかなど、細かいところまできちんとチェックすることを忘れずに。
また、服そのものだけでなく、時計や靴、バッグなどの小物類にも注意が必要です。
くたくたの使い回したものでは、少しだらしない印象を与えてしまうので、あいさつの前に新調したり、汚れを落としたりして細かなところにまで気を遣っておきましょう。
最終的に彼女に一緒に確認してもらい、360°どこから見ても完璧な姿を完成させましょう。

 

手土産はご両親の好みをリサーチして!

手土産のイメージ

 

結婚のあいさつは、一般的に相手の自宅を訪問することが多いですが、そのときに欠かせないのが手土産。しかし、手土産ならなんでもいいというわけではありません。
あらかじめ彼女にご両親はどんなものが好きなのかをリサーチしておき、喜んでもらえるものを持っていきましょう。
ごあいさつ当日は、相手のご両親もお菓子や食事を用意してくれているはずなので、賞味期限がその日中ではなく日持ちのするものを選ぶのがベストです。
また、あまりに高価すぎるものはかえってNGとされています。相手のご両親に気を遣わせてしまいますし、金銭感覚が違うと思われてしまう可能性も。3000~5000円ほどのものを用意するといいでしょう。

 

相手のお宅に到着したら

相手のお宅に到着したら、まずはご両親の目を見てあいさつをしましょう。
「どうぞおあがりください」と言ってもらえたら、靴を揃えて中にあがります。コートを着ている場合は、玄関に入る前にコートを脱いでおくこともポイントです。
部屋に通されたら、「こちらに座ってください」と指定されない限りは下座に座るようにします。和室なら床の間から一番遠い席、洋室なら出入り口のドアに近い席が下座です。

 

結婚の話を切り出すタイミングは?

相手の両親に挨拶のイメージ

 

部屋に通されてからすぐに結婚の話を切り出すのではなく、まずは会話をして場を和ませましょう。事前に彼女に聞いていた話や自己紹介など、アイドリングトークをしておくとお互いに緊張がほぐれます。
場がなごんできたら、一度きちんと座りなおしてから結婚の話を切り出します。
まだ結婚前ですから、相手のご両親のことは「○○さんのお義父さん、お義母さん」と呼ぶようにしましょう。

 

基本的なマナーこそが重要なポイントに!

ご両親は意外と細かいところまで見ている、ということも決して忘れないように肝に銘じておきましょう。最低限のマナーを守り、非常識な行動にならないように気を付けることが大切です。
相手の目を見て話す、靴は上がってから手で向きを変えるなど、ちょっとしたことがポイントとなります。
また、絶対に忘れてはいけないのが謙虚な姿勢を崩さないこと。あまりにも自分を蔑む必要はありませんが、謙虚な姿勢を示すことで頼りがいのある男性という印象に結びつきます。

結婚のあいさつは結婚生活の第一歩。
緊張や焦りなどさまざまな感情が沸き上がりますが、マナーを守っていい印象を持ってもらえるよう、彼女と力を合わせて頑張ってくださいね。