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VOL.7 プロポーズ男子の基礎知識
~ ちゃんと「結納」をしよう!(2)実践編~ブライダルコラム一覧へ

VOL.7 プロポーズ男子の基礎知識 ~ちゃんと「結納」をしよう!(2)実践編~

彼女にプロポーズをして、彼女の両親にも結婚の挨拶をした後は、次なるステップ「結納&両家顔合わせ」に進もう!
「結納&両家顔合わせ」は、両家両親が正式に婚約を行う大切な儀式なので疎かにしないように気を付けましょう。
ここでしっかりと男の役割を果たすことで、彼女のご両親からも信頼を勝ち取ることができますし、
両家の両親同士の人間関係を深めることができればこの後に続く結婚式の準備から新生活へのスタートがスムーズになります。
今回は「結納」の基礎知識に続き、「結納」当日の実践編をご紹介します。
仲人が両家を行き来して結納品を届ける「正式結納」は、ほとんど現代では行われていませんので、
両家が一カ所に集まって結納と会食を行う「略式結納」を前提に解説したいと思います。

「結納」の目的を改めて確認!
「結納」とは、「結(むす)んで、納(おさ)める」ということ。
二人が結婚を決めたことで、男性家と女性家は一つの親族となりますから、二つの家が結婚の約束をしたことを確認し、記念の品を贈り「納める」という儀式です。
結納をすることで、二つの家族が正式に結婚の約束を交わしたことになり、二人だけで約束した婚約関係から、「家族公認の婚約者」になったことを意味します。
時代によって結納の意味は多少の違いはありますが、「結納」は婚約の記念品を相手側に贈ることで誠意を伝えることが重要であって、単なる形式的な儀式ではありません。
男性がプロポーズをするときに、その誠意の証として婚約指輪を贈るのと同じように、
親として息子、娘の結婚を願う誠意の証が「結納品」であると考えれば、安易に省略してよいものではないと理解できるはずです。

結納品を飾れる婚約期間は一生に一度
婚約関係として相手から「婚約者(フィアンセ)」と呼んでもらえる「婚約期間」はプロポーズしてから結婚式までの間。一生に一度しかない特別な期間です。
婚約者として婚約指輪を指にはめられるのと同じように、お相手の家から結納品を頂いたり、頂いた結納品飾りを自宅に飾っておけるのもこの期間だけなのです。
婚約したのに自宅に結納品が飾られないのはさびしいと思いませんか?
昔は女性側は、婚約したことをご親戚やご近所に伝え、花嫁支度のための準備が始まる象徴として結納品は重要な意味を持っていました。
結納が行われてはじめて親戚・親類関係はお祝いを持って新婦家を訪ねることができたのです。
現代でも花嫁の実家に結納品が飾られることは、ご両親にとってとても嬉しいことなのです。
結納を堅苦しい儀式だと考えてしまうとついつい面倒に思えるかもしれませんが、婚約期間の幸せな日々がイメージできれば一生に一度の楽しいイベントでもあるのです。
「結納」の申し出は男性側の役目です
「結納」は両家事ですので、両家の意向を確認してどのように行うかを調整することからはじめます。
その前に、「結納」をするかどうかの以前の問題として、「結納」を行いたいと申し出るのは男性側の役目であることを覚えておいて下さい。
女性側から何も言われないからと放置してしまったり、男性側から「結納は堅苦しいので食事会だけにしましょう」などと言うのは御法度。
プロポーズしたのに婚約指輪について男が何も用意する素振りを見せなかったり、
「お金掛かるから指輪無くてもいいよね」と言うくらいデリカシーのない事だと言えば、その非常識さが分かりやすいでしょう。
まずは男性が自分の両親に相談することから。顔合わせの食事会だけでなく結納もしたいと彼女の両親に伝えることを了承してもらった上で、
男性家の意向として結納をしたいことを彼女から彼女のご両親に伝えてもらうか、彼女のご自宅に行った際に直接伝えましょう。
そうすることで、男性側が結婚に対して誠意のある姿勢であることを感じてもらえるはずです。
もちろん男性側が一方的に進めてはいけないので、例えば彼女のご両親から顔合わせの食事会だけにしたいと言われればそれに合わせるか、結納の取り交わしの儀式をせずに結納品だけお贈りするなど柔軟に対応すればいいのです。

結納では、結納金の金額などで悩む人もいますが、現代では結納当日に必ずしも現金を金包に入れる必要はありません。
結納品の取り交わしの口上も堅苦しくしなければいけないわけでもありません。
まずは、結納において一番重要な、「誠意を伝える」ということさえ外さないようにすれば、形式については二人で両親と相談して緩やかに変えても問題ないのです。
「結納&両家顔合わせ会食」をする場所と日時を決めよう

「結納」のやり方にはしきたりがあり地域によって違いがありますが、「正式結納」と「略式結納」の2種類があります。
「正式結納」は、仲人が両家を往復して結納品を届けるスタイルです。
本来の結納の形なのですが、これは結婚が家と家(家の代表である家長 同士)の主導で決められ、結婚する本人同士は結婚式まで会うことがない時代、つまり自由な恋愛結婚ではない時代の形ですので、現在ではお目に掛かることがほとんどないのが「正式結納」です。
現代行われているのは「略式結納」で、両家どちらかの家(多くは新郎家が新婦家に赴いて新婦家で行う)や、料亭やホテルなどの個室を場所として、
両家家族(新郎本人、新郎家両親、新婦本人、新婦家両親の6名)が一堂に集まって結納を交わすスタイルで、結納式の後に全員で会食をするのが一般的です。
お仲人を立てる結婚の場合では、この場にお仲人夫妻にお越しいただき、結納式を執り行っていただきます。
結納に適した会場を持つ一般的なホテルや料亭、レストランでは、
結納や顔合わせ会食用の「結納プラン」「顔合わせ会食プラン」を用意している場合がありますので探してみましょう。
両家が遠方の場合は、どちらかに負担が大きくならないように中間的な場所であったり、
結婚式を考えているエリアで会場探しをするなどの配慮をしましょう。
「略式結納」とはいえ、地域や家のしきたりによってこだわりもありますので、どのやり方でするかは両家のご両親の意向を確認して決めるようにしましょう。
日時は、両家の都合を考えると土日祝日の大安や友引などの吉日の午前中に行いそのまま昼食の時間帯に会食に移る流れが多いようですが、もちろん両家の都合が良ければ平日でもかまいません。
入籍希望日や結婚式希望日があるようであれば、その半年くらい前に結納&顔合わせ会食をしたいもので6?3ヶ月前といわれています。
両家が揃っている結納の会食の場は、結婚式についての希望や方向性の話が出やすく、
両親として希望する招待客の顔ぶれや人数を把握する良い機会ですので、招待状の準備発送を行う3ヶ月前には行いたいもの。
結納や両家の顔合わせといった両家としての婚約が整う前に、二人だけの考えで会場を申し込んでしまうと後々のトラブルの原因になりますので、結納&会食で大枠の意向を確認した上で、結婚式の準備にとりかかれるように、半年以上前がおすすめです。
結納式の手順と口上は、それほど難しくない
それでは結納当日の流れをご説明します。
まず、当日の服装ですが、やはりおめでたい場ですので普段着ではなく準礼装(セミフォーマル)以上が基本です。
男性(本人やお父様)はスーツ。女性本人は洋服(清楚なワンピースやスーツ)や訪問着、お母様はセミフォーマルな洋服か訪問着など。
女性本人だけ未婚女性しか着られない振袖を最後の機会として着る方もいます。
なるべくお父様同士、お母様同士の服装は格を合わせるように申し合わせましょう。

それでは当日の流れです。

  • ・両家会場に到着
    ホテルや料亭などの個室を利用する場合は、開始時間の前に到着して結納品の準備をします。
    まず新郎家が結納品を床の間やテーブルに飾り付けます。
    会場によっては結納プランを利用すると飾り付けを会場スタッフさんがしてくださるサービスもありますので事前に確認しましょう。
    準備が整い、開始時間が来ましたら、新婦側が先に入室して着席し、続いて新郎側が入室します。
    着席順は、結納品が飾ってある床の間やテーブルに近い席から本人・父・母の順で座り、両家が向かい合わせになります。
  • ・開式の挨拶をします
    結納品の取り交わしに先立って、まず新郎家の代表(新郎父が一般的)から開式の挨拶をします。
    「〇〇さん(新婦名)と息子〇〇との結婚をご承諾いただき感謝申し上げます。ただいまより、結納の儀を執り行わせていただきます」
  • ・新郎家側から結納品を差し出す
    飾ってあった新郎家が用意した結納品を結納品を乗せてある台ごと運び、新婦家の代表(新婦のお父様)の前に置いて口上を述べます。(指輪など記念品がある場合は一緒に並べます。)
    運ぶ係はお父様かお母様、新郎本人が運んでもかまいません。
    「〇〇家からの結納の品でございます。幾久しく(いくひさしく)お納めください」と口上を述べます。
    口上は新郎父または新郎本人が述べる場合も多くなってきました。口上はすべて座って述べます。
  • ・新婦家側が目録をあらためて返礼の口上を述べる
    新婦側は前に差し出された結納品の中から目録を取り、目録を開いて書かれている内容に目を通してから、返礼の口上を述べます。
    「結構な結納の品、誠にありがとうございます。幾久しくお受けいたします」
    口上は新婦のお父様、または新婦本人が述べます。
  • ・受書(うけしょ)をお渡しする
    結納品を受け取った証として「受書」を新婦側から新郎側へお渡しします。
    受書は結納品と同じ台に飾ってありますので、新婦父か母、本人の誰かが台から運び、新郎家の前に置きます。
    口上は「こちらが受書になります。どうぞお納めください」と新婦父か新婦本人が述べます。

以上が結納品をお贈りする儀式です。
関東式で行う場合は新婦側もお返しの結納品を用意して贈りますので、同じ手順と口上を新婦側が行い、新郎側が受書を渡します。

  • ・結びの挨拶をします
    無事に結納品の取り交わしが整ったところで、結びの挨拶を新郎側の代表者から述べます。
    「無事に結納を納めることができました。今後とも宜しくお願い致します。本日はありがとうございました」
    一堂、礼をして結納の儀式は完了します。
  • ・記念撮影をする
    結納品を並べて記念撮影をしましょう。

    テーブルに並べる際は、取り交わしが完了しているので、最初に並べていた場所と左右が逆になるように並べます。
    写真は会場のスタッフに撮っていただけるようにお願いすれば全員並んだ記念写真が撮影できます。
    一生の想い出になりますので写真を撮るのを忘れないようにしてくださいね。
  • ・会食テーブルに移動
    乾杯の音頭は新郎の父か新郎本人がします。
    会食はリラックスした雰囲気で和やかに歓談しながら楽しみましょう。
超略式でも結納品は贈りましょう
いかがでしたでしょうか。
実際の結納の取り交わしは10分もかからないくらいで完了してしまうほどで、
挨拶や口上もメモを読みあげてもいいのでそれほど難しいものではないとおわかりいただけたかと思います。
最近では、なんとなく顔合わせの会食だけというカップルも多くなってしまったのですが、
会食の場に結納品を持ってきて形式的な口上はなしで、
飾った結納品を前に写真を撮るだけという「超」略式スタイルも今時らしい方法のひとつです。
「結納品を彼のご両親から贈ってもらえた」という事実が、花嫁になる女性にとっても、とても嬉しいことであり、
結納がお嫁に行くという幸せを実感できるイベントであるということを忘れずに、しっかり男の役目を果たしましょう!

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