婚約指輪・結婚指輪のメンテナンスについて

婚約指輪・結婚指輪のメンテナンスについてのイメージ

プロポーズをして結婚を誓い合ったふたりの愛を表す「婚約指輪」と、夫婦の証として永遠の愛を形にした「結婚指輪」は、ふたりにとって特別な一生の宝物となります。
ふたりにとって特別な婚約指輪や結婚指輪は、プロポーズを受けたときや購入したときの輝きをいつまでもキープしておきたいと思うのは当然のことです。
しかし、いくら大切に保管をしていても、長く愛用しているとどうしても美しい状態を保つのは難しいもの。傷がついたり、くすみが気になったりと指輪のダメージも目立ってきてしまいます。今回は、婚約指輪と結婚指輪のメンテナンスの重要性についてご紹介していきます。

 

「婚約指輪」は以外と汚れやすい

プロポーズの思い出や、ふたりの愛の象徴が詰まった大切な「婚約指輪」は、ダイヤモンドの輝きが魅力的です。美しいダイヤモンドがついた婚約指輪は、お出かけ時やパーティーシーンなどで活躍し、手元を華やかに演出してくれます。
しかし、日常的に使う場面が少ない婚約指輪でも、やはり時が経つにつれて傷や汚れはついてしまいます。

 

ダイヤモンドが油で汚れてしまう(親油性)

ダイヤモンドは油に馴染みやすい性質を持っているため、皮脂や化粧品・ハンドクリームが付着してくすんでしまうことがあります。また、汚れてしまった時にそのままの状態にしておくとほこりが溜まり、こびりついて取れにくくなることがあり、汚れが付着したままの状態が続くと爪・ダイヤモンドに負荷が掛かり、石揺れに繋がる可能性もあります。

指輪の使用後は乾いた布で優しく拭き取るようにしたり、保管時の環境を整えることで、いつまでも輝きを失うことのない美しいダイヤモンドを保つことができます。

 

ダイヤモンドが割れてしまう(劈開性)

婚約指輪を自分でお手入れしようとすると、稀に特定の角度で強い力がかかり、ダイヤモンドが割れてしまうことがあります。 ダイヤモンドは非常に硬いものの、ある面では割れやすい性質を持っています。この結晶の特性を考慮して、指輪のお手入れ時には強い衝撃を避けるよう心がけてください。 軽く拭くくらいのケアなら自分で行えますが、しっかりとしたお手入れはプロにお任せするのが安心です。

 

「結婚指輪」はこまめなメンテナンスが必要

「結婚指輪」はメンテナンスをこまめに!のイメージ

 

夫婦の証として、ペアでつける「結婚指輪」は、普段から左手の薬指につけているとう方がほとんどです。毎日身に着けている分、婚約指輪に比べると傷や汚れなどがつきやすく、さらに変形してしまうこともあります。

 

■指輪のメンテナンスが必要になる例

  • 妊娠などで体型が変わってしまい、指輪のサイズが合わなくなってしまった
  • 料理や掃除などの家事で小さな傷ができてしまった
  • スポーツをして指輪が変形してしまった
  • 指輪を着けたまま温泉に入って変色してしまった


どんなに細心の注意を払っていても、結婚指輪の傷や汚れを完璧に防ぐことはできません。
常に身に着けておくものだからこそ永く愛用するためにも、こまめにセルフケアをしたり、時にはメンテナンスに出したりして、キレイな状態をキープしていくことが大切なのです。

 

指輪の購入時にはアフターサービスの充実度をチェック

指輪の購入時にはアフターケアの充実度をチェックして!のイメージ

 

婚約指輪や結婚指輪を選ぶ際、デザインや価格は重要なポイントですが、購入した指輪の美しさを長く保つにはメンテナンスが不可欠なため、アフターサービスの内容を確認することが大切です。

一部のブランドではアフターサービスが無期限で提供されることもあるので、そういったブランドで購入することで、後のサイズ調整やクリーニングなどのメンテナンスによる追加コストの発生を減らし、指輪を安心して使い続けることが出来るようになります。

 

ふたりの愛の証である婚約指輪や結婚指輪の輝きは、永遠の愛の誓いをより強いものにしてくれます。
指輪のメンテナンスをしっかりと行って、購入当初の新鮮な気持ちをいつまでもキープしていきましょう。