花束を贈るなら知っておきたい! 本数の意味・色で変わる花言葉について

プロポーズに贈る花束は、心を伝える素晴らしいアイテムです。しかし、花束の本数や花の種類によっては意味が変わってしまうため、花束選びには細心の注意が必要です。この記事では、花束の本数が持つ意味や、プロポーズに定番の花の花言葉についてご紹介します。意図せずに思わぬ誤解を招くことがないよう、ぜひ参考にしてみてください。

花束の本数に込められた意味

花の種類を考えるのは当然ですが、注目したいのが花束の本数です。

花束の本数ごとにさまざまな意味が込められていると言われており、贈る相手やシーンに応じて選ぶことで、より一層心のこもったメッセージを伝えることができます。

以下は一般的に知られている花束の本数の意味になります。
本数の意味は花の種類を問いませんので、「花の種類（花言葉）×本数（本数に込められた意味）」の組み合わせを考える上での参考にしてください。

良い意味になる花束の本数

欧米ではプロポーズには12本の花を贈ると幸せになれるという言い伝えがあり、ブーケに12本の花束が使われることもあります。

悪い意味になる花束の本数

うっかりマイナスの意味を持つ本数にならないように、しっかりとオーダーすることをおすすめします。

プロポーズの定番！バラの花束

バラの花は、情熱的で豪華な印象がプロポーズのシーンにぴったり。
「プロポーズの想いをバラの花に込めたい！」という人もいるのではないでしょうか。

バラの花言葉

バラ全般：『愛』『美』

赤色のバラ：『愛』『あなたを愛します』『情熱』『貞節』『私を射止めて』

ピンク色のバラ：『温かい心』『幸福』『感謝』『恋の誓い』『満足』

白色のバラ：『純潔』『無邪気』『相思相愛』『約束を守る』『心からの尊敬』

黄色のバラ：『献身』『可憐』『愛の告白』『平和』『あなたを恋します』

人気のチューリップの花束でプロポーズ

チューリップはバラに続いて贈り物として人気があります。

チューリップは多種多様な色があり、伝えたい気持ちやシチュエーションに合わせて選ぶことが可能です。また、新しい始まりや希望を感じさせる花のため、新しい門出やお祝い事にぴったりの花とされています。

チューリップの花言葉

チューリップ全般：『思いやり』
赤色のチューリップ：『愛の告白』『真実の愛』『永遠の愛』
紫色のチューリップ：『不滅の愛』『気高さ』
白色のチューリップ：『純粋』『失われた愛』
ピンク色のチューリップ：『愛の芽生え』『誠実な愛』
黄色のチューリップ：『望みのない恋』『報われぬ恋』
　
黄色のチューリップは、恋人への贈り物にはあまり適した意味ではないかもしれませんね。
「相手の女性が黄色を好むから」理由で、どうしても黄色のチューリップを贈りたいという場合は、ほかのカラーと混ぜたアレンジメントでオーダーするといいでしょう。

その他プロポーズにおすすめの花束

カーネーション

母の日の定番プレゼントの「カーネーション」。
赤は『母への愛情』ですが、白は『純粋な愛』、ピンクは『熱愛』という意味がありますので、プロポーズにも適しています。

ガーベラ

かわいらしい見た目を好むという女性も多い「ガーベラ」。
ピンクは『崇高美』、白は『希望』『純潔』、赤は『神秘の愛』という意味があります。

ひまわり

夏の花、ひまわりには『あなただけを見つめている』という意味があります。

ご紹介したように、花の種類や色、贈る本数にはそれぞれ意味があります。しかし、最も大切なのは、相手の好みを考慮し、心からの気持ちを伝えることです。
花言葉・花束の本数などに囚われすぎず、自分の感情をストレートに表現するのがベストです。